地球
気候変動は、私たちからかけ離れた脅威ではありません。それは今日私たちがまさに直面している、緊急の課題です。だからこそ当社は、私たちが共有する地球の、より持続可能な未来に向けて大胆な一歩を踏み出しています。
当社の使命は、世界で最も優れた製品を最も持続可能な方法で設計し、作ることです。
当社の環境目標
持続可能性を追求することは皆の共同責任です:当社はパートナー、サプライヤー、クライアントと協力して、有意義な変化を促す取り組みや、家具と建築環境の設計、製造、配送、メンテナンスの方法に長期的な変化をもたらす取り組みを進めています。
カーボン
当社は、可能な限り炭素排出量の小さい製品を設計するために努力し、炭素排出量実質ゼロの達成を誓って、実現への取り組みを進めています。
再生可能エネルギー
当社は、2026年度に設定した期限を前倒しする形で再生可能電力100%への移行を達成しました。この目標は、再生可能エネルギー証書(REC)、電力購入契約(PPA)、オンサイトソリューションを組み合わせることで達成されました。
低炭素排出製品
2022年に当社は、すべての傘下ブランドの中で最も売れている100製品について、炭素排出量のベースライン(排出量スコープ1、2、3を含む)を確立しました。現在は、それらの製品の炭素排出量を2030年度までに25%以上削減するための取り組みを進めています。
持続可能な物流
当社は、2026年度までにロジスティクスの炭素排出量ベースラインと削減目標を確立することを誓い、作業を進めています。その対象には、上流と下流の輸送および流通が含まれます。
透明性
当社は、主要100製品(世界での年間売上高ベース)と、年間売上高が1,000万米ドルを超えるすべての新製品について、2028年度までにカーボンフットプリントを毎年公表する取り組みを始めることを目指しています。
サプライヤーへの働きかけ
当社は、2027年度までに主要サプライヤー25社の炭素排出量ベースラインおよび削減目標を確立する予定です。対象となる25社は、当社が扱う主要な原材料5種(木材、プラスチック、金属、繊維、フォーム)それぞれの上位サプライヤー5社(年間売上高ベース)です。
お客様が製品の環境データを必要とするときのために
MillerKnoll各種ブランドの製品は、持続可能性に関する建築認証を取得される際のお役に立つ可能性があります。当社の各種ブランドは、製品の持続可能性データをEcomedesに掲載しています。
マテリアル
当社は、持続可能な100%バイオベース素材またはリサイクル素材の採用を推進しています。
PFASの不使用
当社は、北米ではPFASの添加をすでに全廃しました。この目標を全世界でも2027年度までに達成することを目指し、取り組みを進めています。ただし、電気部品、保護用ストーンコーティング、一部の空気圧シリンダー、および既存在庫はこの対象に含まれません。
責任ある原材料調達
当社は、90%以上の傘下ブランド木材製品が持続可能な木材調達によって製造されている状態を2030年度までに確立するための取り組みを進めています。また、すべての天然素材(ウール、モヘア)の90%を倫理的な方法で調達することにも取り組んでいます。
リサイクル素材
当社は、テキスタイルSKUの上位100件のリサイクル材含有率を2030年度までに75%超にする取り組みを進めています。対象となるSKU上位100件は、ブランドを問わず年間ヤード数にもとづいて選ばれ、素材ファミリーごとのリサイクル材含有率にもとづいて評価されます。
「永遠の化学物質」を段階的に廃止
2024年12月、MillerKnollは製品へのPFAS添加を全廃することを確約しました。「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASにはなかなか分解されない性質があり、長期的な健康リスクの原因になります。
循環
当社は、時代を超えて長く使われる製品を廃棄物ゼロで設計することを目指しています。
埋め立て処分される廃棄物をゼロにする
当社は、2030年度までに、上位5つの製造拠点(世界全体で体積ベースでの上位)における埋立廃棄物発生量ゼロの実現を目指しています。主要5拠点の毎年の状況は、非常に安定的に推移しています。それらの拠点での経験からベストプラクティスを導き出し、すべての施設における廃棄物削減の実践に生かしていきます。
使い捨てプラスチックを撤廃
当社は、すべてのMillerKnoll製造拠点において、2030年度までに使い捨てプラスチック包装を全敗するための取り組みを進めています。この対象となる包装には、ポリスチレン、気泡緩衝材、シュリンクラップ、プラスチックラップ、結束バンドが含まれます。
素材効率
当社の重要な原材料のトップ5は、木材、プラスチック、金属、繊維、フォームです。当社は2026年度の完成を目指し、5種類のそれぞれについて、材料の有効利用と効率性向上を推進する具体的な行動計画の策定を進めています。
循環を完結させる
当社は、埋立処分に向かう廃棄家具の転用量を、2027年度までに約450万kgまで増やす取り組みを進めています(rePurposeなどの回収プログラムによって埋立処分から転用されたあらゆる製品の重量をもとに算定)。
長く使われるデザインのライフサイクルをさらに伸ばす
最近、rePurpose回収プログラムの北米での活動が拡充され、当社の擁するブランドコレクション全体の製品が対象になりました。グローバルな展開が始まる日も遠くありません。
「環境にとっての良い管理人になろう」
1953年にHerman Millerの創業者であるD.J. De Preeが環境スチュワードシップを自社の優先事項として定めて以来、当社のブランドは持続可能性のパイオニアであり続けています。このタイムラインは、当社がそれ以来成し遂げてきたことのスナップショットです。
当社の持続可能性の枠を超える、目的を軸とした取り組み
私たちの「より良い世界」の柱とは地球、コミュニティ、そして人々を指します。当社がデザインの力を活用して、より良い世界を形作っている、その他の方法をご覧ください。










